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暑いと眠れないと思っていたのに、なぜか早く眠くなる理由

「夏は暑くて眠れない。」
そんなイメージを持っている方は多いのではないでしょうか。
確かに、寝苦しい夜は寝つきが悪くなったり、途中で目が覚めたりしやすくなります。

ところが一方で、「夏になると、夕方や夜になるといつもより早く眠くなる」という人も少なくありません。

この眠気は、決して気のせいではありません。暑い季節ならではの体の変化が関係していると考えられています。

暑いと眠れないと思っていたのに、なぜか早く眠くなる理由-COMAX JAPAN、ラテシアちゃんの眠り方改革

実は、体力をかなり消耗しています

私たちの体は、体温を一定に保とうと常に働いています。
夏は気温が高いため、汗をかいたり、血管を広げて熱を逃がしたりと、一日中体温調節を続けています。
この働きは無意識に行われていますが、実はかなりのエネルギーを消費します。
そのため、特別な運動をしていなくても、夕方には体が疲れ、自然と眠気を感じやすくなることがあります。

日差しを浴びることで、夜にすっと眠りに入りやすくなることも

朝や昼に太陽の光を浴びると、脳では「セロトニン」という物質が分泌されます。
このセロトニンは、夜になると睡眠を促す「メラトニン」の材料になります。
夏は日差しが強く、外に出る機会も増えるため、体内時計が整いやすく、夜になると自然な眠りに入りやすくなることがあります。
健康的な生活リズムが保たれている場合は、良い眠気のサインともいえるでしょう。

実は「眠れていない」サインかもしれません

一方で、早い時間から眠くなる原因が、睡眠不足である場合もあります。
夏の夜は、暑くて寝つきが悪かったり、エアコンの冷えで目が覚めたり、寝苦しくて眠りが浅くなったりと、質の良い睡眠をとりにくい条件がそろいがちです。
睡眠時間は十分でも、睡眠の質が低下すると疲れが回復しきれず、翌日の夕方以降に強い眠気を感じることがあります。
「早く眠くなるからよく眠れている」とは限らないのです。

水分不足でも眠気は起こります

夏は汗をかく量が増えるため、水分不足になりやすい季節です。
軽い脱水状態になると、体がだるくなったり、集中しづらくなったり、眠気を感じたりといった変化が現れることがあります。
「今日はやけに眠いな」と感じたときは、水分補給が足りていない可能性も考えてみましょう。

エアコンと屋外の温度差も体には負担です

真夏は、屋外が35℃を超える一方で、室内は25〜27℃に保たれていることもあります。
この大きな温度差を何度も行き来すると、体温調節を担う自律神経が忙しく働き続けます。
その結果、疲れがたまりやすくなり、夕方になると眠気として現れることがあります。
いわゆる「夏バテ」の原因の一つです。

眠気は「休んでほしい」という体からのメッセージ

夏の眠気は、暑さによる体力の消耗、日差しによる体内時計の働き、睡眠不足の蓄積、水分不足、自律神経の疲れなど、さまざまな要因が重なって起こります。
もし最近、いつもより早く眠くなると感じているなら、それは体が「少し休ませてください」と伝えているサインかもしれません。
無理をせず、十分な睡眠時間を確保し、水分補給をこまめに行い、寝室の温度や湿度を快適に整えてみましょう。

寝室の温度や湿度と同じくらい、実は「何で眠るか」も睡眠の質を左右します。マットレスや枕が体に合っていないと、無意識のうちに寝返りが増え、眠りが浅くなることも。この夏を機に、寝具そのものを見直してみるのも良いタイミングかもしれません。

まとめ

「暑いと眠れない」と思われがちな夏ですが、実際には暑さによる疲労や睡眠の質の低下によって、いつもより早く眠気を感じることがあります。
眠気を我慢して頑張り続けるよりも、体からのサインを上手に受け止めることが、夏を元気に過ごす第一歩です。
今年の夏は、「眠い=怠けている」と考えるのではなく、「体がしっかり働いてくれた証拠かもしれない」と少し見方を変えてみてはいかがでしょうか。

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