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更年期と睡眠の乱れ──ホットフラッシュと夜中の目覚め対策

眠れない夜は「年齢のせい」じゃない。原因を知れば、対策できます。

「最近、夜中に突然暑くなって目が覚める」
「寝汗がひどくて、何度も着替えるほど」
「眠れているはずなのに、朝から疲れている」

そんなお悩みを抱えていませんか?

これは「年齢のせい」でも「気のせい」でもありません。
更年期の女性の多くが経験する、体の変化による睡眠の乱れです。
メカニズムを知って、正しく対策することで、眠りは必ず改善できます。

更年期と睡眠の乱れ、ホットフラッシュと夜中の目覚め対策-COMAX JAPANラテシアちゃんの眠り方改革

1、更年期に眠れなくなる理由

更年期(一般的に45〜55歳ごろ)になると、女性ホルモンの「エストロゲン」が急激に減少します。

エストロゲンは、じつは睡眠とも深い関係があります。
体温のリズムを整える働きや、精神的な安定を保つ「セロトニン」の分泌にも関わっているため、エストロゲンが減ると眠りのリズム全体が崩れやすくなるのです。

更年期の睡眠トラブルとして多く報告されているのは、次の3つです。

・なかなか寝つけない(入眠困難)
・夜中に何度も目が覚める(中途覚醒)
・朝早く目が覚めてしまう(早朝覚醒)

これらが重なると「睡眠負債」が積み重なり、日中の疲労感や気分の落ち込みにもつながっていきます。

2、ホットフラッシュとは何か

更年期の代表的な症状のひとつが「ホットフラッシュ」です。

突然、顔や首・上半身がカーッと熱くなり、大量の汗が出る??。
この症状は「のぼせ」とも呼ばれ、数秒から数分間続くことがあります。

なぜ起きるのでしょうか。

エストロゲンが減少すると、脳の体温調節中枢(視床下部)が誤作動を起こしやすくなります。わずかな体温の上昇でも「体が熱くなっている!」と過敏に反応し、急いで熱を逃がそうとして血管を拡張させ、大量の汗をかかせます。これがホットフラッシュの正体です。

日中だけでなく、夜間の睡眠中にも起きるのがつらいところ。
「寝汗」として現れ、目が覚めてしまう大きな原因になります。

3、夜中に目が覚めてしまうしくみ

良い眠りには、「体の内部温度(深部体温)が下がること」が欠かせません。
人は眠りに入るとき、手足の皮膚から熱を放散して深部体温を下げます。この体温の低下が、脳に「眠っていい」というサインを送るのです。

ところが、更年期のホットフラッシュは、この体温調節を乱します。

眠りについた直後でも、ホットフラッシュが起きると体温が急上昇し、脳が「危険信号」として目を覚まさせてしまいます。しかも、発汗で寝具が濡れると今度は体が冷えすぎてしまい、それもまた覚醒の原因に。

体温の急上昇と急低下の繰り返し??これが、更年期の「夜中に何度も目が覚める」という状況をつくり出しているのです。

4、睡眠の質を守るための対策

ホットフラッシュの完全なコントロールは難しいですが、睡眠環境を整えることで、目覚めの回数を減らし、眠りの質を高めることができます。

【就寝前にできること】

【1】寝室の温度は少し低めに設定しましょう。一般的に快眠に適した室温は16〜19℃と言われています。ただし、冷やしすぎも体の冷えにつながるため、調整しながら自分に合った温度を見つけましょう。

【2】入浴はぬるめのお湯(38〜40℃)で、就寝の1〜2時間前に。体の表面を温めることで、その後の深部体温の低下がスムーズになり、眠りに入りやすくなります。

【3】カフェインは午後2時以降は控えるのがベターです。カフェインには体温を上げる作用もあり、ホットフラッシュを誘発しやすくなると言われています。

【夜中に目が覚めてしまったとき】

焦らないことが大切です。「また眠れない」と不安になると、交感神経が優位になって余計に眠れなくなります。

目が覚めたら照明はつけず、そのまま横になって体を休めましょう。どうしても眠れない場合は、いったん起きて別の部屋でゆっくり過ごし、眠くなってから戻るのも一つの方法です。

5、寝具の素材が体温調節のカギを握る

「眠れない」という問題に対して、私たちがお伝えしたいのが寝具の素材選びの大切さです。

更年期の睡眠を妨げる最大の敵は「熱のこもり」と「湿気」です。
ホットフラッシュで発汗しても、寝具がすぐに熱と湿気を逃がしてくれれば、体温の急激な変化を和らげ、目覚めを防ぐことができます。

6、天然ラテックスが選ばれる理由

天然ラテックスは、無数の気泡構造(オープンセル構造)を持っています。
この構造が優れた通気性を生み、寝ている間にかいた汗や熱を自然に外へ逃がしてくれます。

また、ラテックスは体の形に自然にフィットしながらも、圧迫感が少ないのが特徴です。体のどこかが圧迫されると、無意識に寝返りを打つ回数が増え、それが目覚めにつながることがあります。体圧を均等に分散してくれるラテックスは、寝返りの回数を自然に減らす助けになります。

7、枕も素材にこだわりを

首や頭まわりは、発汗しやすい部位のひとつです。
枕がこもった熱を溜め込みやすい素材だと、寝苦しさがさらに増します。

天然ラテックス枕は、頭部の熱と湿気を逃がしながら、首のカーブをしっかり支えます。「枕が蒸れて夜中に目が覚める」という方には、特に実感していただきやすい素材です。

更年期の眠りの乱れは、「仕方がないこと」ではありません。
体のしくみを知り、環境を整えることで、ずっと楽になれます。
まず今夜から、できることをひとつだけ試してみてください。

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