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ソーシャルジェットラグ-社会的時差ボケ

休日に寝だめしている人、夜更かししている人は要注意!
休み中はたくさん寝たはずなのに疲れがとれていない、こんな経験はありませんか?それってもしかして「社会的時差ボケ」かも!


【目次】------------------------------------------
1、社会的時差/ソーシャル・ジェットラグとは? 
2、社会的時差ボケにならないために
3、どうしても寝だめしたい時は

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1、社会的時差/ソーシャル・ジェットラグとは?
寝だめによる体内リズムの乱れによって起こる時差ボケ状態です。
社会的制約(仕事、学校、家事など)がある平日の睡眠と、生物時計と一致した制約のない休日の睡眠との差によって引き起こされる、“平日と休日の就寝・起床リズムのズレ”が社会的時差です。

学術的には「ソーシャル・ジェットラグ」と呼びます。
※2006年、ドイツの時間生物学者、Till Roenneberg教授が提唱した概念です。

平日の疲れを癒すために、少し寝坊することはOKですが、寝過ぎるのは良くありません。
ポイントとなるのは睡眠中央時刻です。

社会的時差ボケ、ソーシャルジェットラグのイメージ。ラテシアちゃんの眠り方改革。COMAXJAPAN。
【例えば】
平日=22時就寝、6時起床、8時間睡眠の場合、睡眠中央時刻は2時です。
休日(夜更かし)=2時就寝、10時起床、8時間睡眠の場合、睡眠中央時刻は6時です。
※平日と比べて睡眠中央時間が4時間ずれています。
休日(寝だめ)=0時就寝、12時起床、12時間睡眠の場合、睡眠中央時刻は6時です。
※この場合も平日と比べて睡眠中央時間が4時間ずれています。

つまり、平日と同じ8時間眠っても、もっと長く眠っても、眠る時間帯によって4時間の「時差/ソーシャルジェットラグ」が生じます。

さらに朝寝坊した休日には、太陽の光の刺激を受けるタイミングが遅れてしまい、休日に海外旅行に行ったように私たちの体内時計は勘違いをしてしまいます。
このような「時差」によってメラトニンをはじめとした体内リズムも乱れ、日中眠くなったり、眠りたい時間に眠れなくなってしまうのです。
しかも、1度ずれてしまったリズムをもとに戻すのは容易なことではありません。
週明けの前半まで眠気や日中の疲労感を引きずってしまうという報告もあります。


2、社会的時差ボケの予防方法
ポイントは次の3つです。
●休日でもできるだけ普段と同じ時間に寝起きすること。
●起きたら朝日を浴びることで体内時計を整えること。
●夜更かしせず、長く寝すぎないこと。

※リズムを乱さない睡眠のコツはコチラ


3、どうしても寝だめしたい時は
寝だめをしたい時は、睡眠中央時間が1時間以上ずれないように工夫してみましょう。
【例えば】
10時間寝たいのなら、夜更かしせずにいつもと同じ22時に寝て、8時に起きるようにすれば中央時間のずれは1時間に抑えられます。

ラテシアちゃんの眠り方改革、寝だめモデル。
ご自身の睡眠時間帯に合わせて、なるべく中央時間がずれない時間帯を考えてみましょう。
そして、朝起きたらすぐに太陽の光を浴びることも忘れずに!



睡眠アプリなどを使って、ご自分の睡眠時間帯を管理するのもおすすめです。
スタッフが使っているアプリのイメージ「熟睡アラーム

睡眠アプリのイメージ、COMAX JAPANの眠り方改革。

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