日本は寝不足大国?睡眠の考え方
さっそく質問です。
二次会に誘われたけど行きたくない時。何て言って断りますか?
「先約があるから...」
「家族が待っているんで早く帰らないと...」
「体調があんまりよくないから...」
こう言われたら誘った方も「またねー」で解放してくれそうですが、
「もうすぐ寝る時間だから帰らないと」と言ったら、どうでしょう?
この記事は、筑波大学の睡眠研究の第一人者「柳沢正史氏」が、「NHKクローズアップ現代」に出演された時の内容を参考にまとめました。
【目次】--------------------------------------
1、日本は「寝不足」大国?
2、社会通念が生む「昼間の眠気」
3、眠れない夜と健康リスク
4、睡眠不足の解消でパフォーマンス向上
5、睡眠不足は考え方ひとつで改善できる
-----------------------------------------------
1、日本は「寝不足」大国?
最近のデータによると、日本は世界の中で睡眠時間が短いことが分かっています。
ではどうして、日本人の睡眠時間は短いのでしょう??
その理由のひとつは、睡眠に対する考え方の違いにあるともいわれています。
日本では「寝る間も惜しんで頑張る」ことを美徳と考える傾向が強いとのこと。
なんとなく、分かりますね。。
仕事や勉強のために、睡眠時間を削ることを日常的に行う人も多いと感じます。
しかし、筑波大学の睡眠研究の第一人者、柳沢正史氏は、これがいかに誤った考え方であるかを指摘しています。
彼の研究によると、経済的に豊かな国ほど、国民がしっかりと睡眠を取っていることがわかっています。
つまり、「頑張るためには、よく眠ることが必要だ」という考えとは逆説的な結論です。
2、社会通念が生む「昼間の眠気」
柳沢氏は、日本人の睡眠不足は文化的な問題でもあると指摘します。
例えば、電車の中で居眠りしたり、会議中にねむくなったりすること、ありませんか?私はあります。
昼間なのに眠くなることって、日本では当たり前のように受け入れられていますが、実は国際的にみるとこれは異常なことなのだそうです。
たとえば、ヨーロッパでは昼間に眠そうな人がいると「体調が悪いなら帰って休んだほうがいい」と声をかけるそうです。
ヨーロッパ人にとって「昼間の眠気」は「体調不良の兆候」なんですね。
大人だけでなく子どもたちも、部活、塾、そして早朝の課外活動など、忙しすぎる生活をしていると、昼間の授業中に眠くなることが常態化してしまいます。
子どもの寝不足
3、眠れない夜と健康リスク
年齢を重ねると、睡眠の質も変化します。
40代をを過ぎると、睡眠段階の移行が多くなり、睡眠が不安定になってきます。
80代になると、深い睡眠である「徐波睡眠」はほとんど現れなくなります。
このような加齢による睡眠の変化は、正常な生理学的変化です。
しかし、夜中に何度も目が覚めるようなことが、若い世代に起こることは問題です。
柳沢氏は、20代や30代の人々が頻繁に夜中に目を覚ますなら、何か健康上の問題が潜んでいるかもしれないと警告しています。
4、睡眠不足の解消でパフォーマンス向上
睡眠不足を解消することは、単に健康を守るだけでなく、仕事や勉強のパフォーマンス向上にもつながります。
睡眠不足がつが続くと、脳やからや身体が十分な休息をとることができず、機能が低下していきます。
一日徹夜をしただけで、脳は瓶ビールを2本飲んだ時と同じ状態になってしまうとも言われています。
日中の眠気に加えて、集中力の低下、疲れやすさ、イライラ感などが生じ、日常生活に支障をきたします。
睡眠時間は十分に確保したいですね。
また、睡眠にに問題があれば、専門医を受信することも考えましょう。
日本では病院に行くことに対してネガティブなイメージが残っていますが、これは改善すべき点であると、柳沢氏は言います。
自身の体をケアし、問題があれば早期に対処することで、日常生活や仕事の効率も上がるのです。
5、睡眠不足は考え方ひとつで改善できる
日本人の「頑張るために寝不足を受け入れる」という価値観を見直すことが、社会全体の健康と生産性を向上させる鍵です。
よく眠ることは、ただの「休息」ではなく、自己成長や仕事の効率を高めるための重要な要素です。
睡眠を軽く考えず、生活リズムの中心に「睡眠時間」を考え、日常を過ごすことも必要かもしれません。
一日のタイムスケジュールを組むとき、最初に「睡眠時間」を決めてからその他の計画を考えるのも一つの方法です。
柳沢氏は番組の中で、こんなことも言っていました。
「私たちは、研究成果の社会への還元にも取り組んでいます。
睡眠の不調は主観と客観のかい離があるケースがとても多いので、科学的エビデンスに基づいた在宅睡眠脳波計測を可能にしました。誰もが自分の睡眠を見える化できる社会を実現することが目標です。
そのことによってみなさんの睡眠を改善して、健康増進・疾病予防・労働生産性向上などに貢献できたらと思っています。」
今日は早めに帰ろう♪
睡眠に関する情報満載!
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広告文責:株式会社COMAX JAPAN コマックスジャパン
さっそく質問です。
二次会に誘われたけど行きたくない時。何て言って断りますか?
「先約があるから...」
「家族が待っているんで早く帰らないと...」
「体調があんまりよくないから...」
こう言われたら誘った方も「またねー」で解放してくれそうですが、
「もうすぐ寝る時間だから帰らないと」と言ったら、どうでしょう?
この記事は、筑波大学の睡眠研究の第一人者「柳沢正史氏」が、「NHKクローズアップ現代」に出演された時の内容を参考にまとめました。
【目次】--------------------------------------
1、日本は「寝不足」大国?
2、社会通念が生む「昼間の眠気」
3、眠れない夜と健康リスク
4、睡眠不足の解消でパフォーマンス向上
5、睡眠不足は考え方ひとつで改善できる
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1、日本は「寝不足」大国?
最近のデータによると、日本は世界の中で睡眠時間が短いことが分かっています。
ではどうして、日本人の睡眠時間は短いのでしょう??
その理由のひとつは、睡眠に対する考え方の違いにあるともいわれています。
日本では「寝る間も惜しんで頑張る」ことを美徳と考える傾向が強いとのこと。
なんとなく、分かりますね。。
仕事や勉強のために、睡眠時間を削ることを日常的に行う人も多いと感じます。
しかし、筑波大学の睡眠研究の第一人者、柳沢正史氏は、これがいかに誤った考え方であるかを指摘しています。
彼の研究によると、経済的に豊かな国ほど、国民がしっかりと睡眠を取っていることがわかっています。
つまり、「頑張るためには、よく眠ることが必要だ」という考えとは逆説的な結論です。
2、社会通念が生む「昼間の眠気」
柳沢氏は、日本人の睡眠不足は文化的な問題でもあると指摘します。
例えば、電車の中で居眠りしたり、会議中にねむくなったりすること、ありませんか?私はあります。
昼間なのに眠くなることって、日本では当たり前のように受け入れられていますが、実は国際的にみるとこれは異常なことなのだそうです。
たとえば、ヨーロッパでは昼間に眠そうな人がいると「体調が悪いなら帰って休んだほうがいい」と声をかけるそうです。
ヨーロッパ人にとって「昼間の眠気」は「体調不良の兆候」なんですね。
大人だけでなく子どもたちも、部活、塾、そして早朝の課外活動など、忙しすぎる生活をしていると、昼間の授業中に眠くなることが常態化してしまいます。
子どもの寝不足
3、眠れない夜と健康リスク
年齢を重ねると、睡眠の質も変化します。
40代をを過ぎると、睡眠段階の移行が多くなり、睡眠が不安定になってきます。
80代になると、深い睡眠である「徐波睡眠」はほとんど現れなくなります。
このような加齢による睡眠の変化は、正常な生理学的変化です。
しかし、夜中に何度も目が覚めるようなことが、若い世代に起こることは問題です。
柳沢氏は、20代や30代の人々が頻繁に夜中に目を覚ますなら、何か健康上の問題が潜んでいるかもしれないと警告しています。
4、睡眠不足の解消でパフォーマンス向上
睡眠不足を解消することは、単に健康を守るだけでなく、仕事や勉強のパフォーマンス向上にもつながります。
睡眠不足がつが続くと、脳やからや身体が十分な休息をとることができず、機能が低下していきます。
一日徹夜をしただけで、脳は瓶ビールを2本飲んだ時と同じ状態になってしまうとも言われています。
日中の眠気に加えて、集中力の低下、疲れやすさ、イライラ感などが生じ、日常生活に支障をきたします。
睡眠時間は十分に確保したいですね。
また、睡眠にに問題があれば、専門医を受信することも考えましょう。
日本では病院に行くことに対してネガティブなイメージが残っていますが、これは改善すべき点であると、柳沢氏は言います。
自身の体をケアし、問題があれば早期に対処することで、日常生活や仕事の効率も上がるのです。
5、睡眠不足は考え方ひとつで改善できる
日本人の「頑張るために寝不足を受け入れる」という価値観を見直すことが、社会全体の健康と生産性を向上させる鍵です。
よく眠ることは、ただの「休息」ではなく、自己成長や仕事の効率を高めるための重要な要素です。
睡眠を軽く考えず、生活リズムの中心に「睡眠時間」を考え、日常を過ごすことも必要かもしれません。
一日のタイムスケジュールを組むとき、最初に「睡眠時間」を決めてからその他の計画を考えるのも一つの方法です。
柳沢氏は番組の中で、こんなことも言っていました。
「私たちは、研究成果の社会への還元にも取り組んでいます。
睡眠の不調は主観と客観のかい離があるケースがとても多いので、科学的エビデンスに基づいた在宅睡眠脳波計測を可能にしました。誰もが自分の睡眠を見える化できる社会を実現することが目標です。
そのことによってみなさんの睡眠を改善して、健康増進・疾病予防・労働生産性向上などに貢献できたらと思っています。」
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